障がいなどでマスクを着けられない理由(わけ)があります。
マスクを着けたくても着けられない人がいます
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、外出時はマスクを着用することが新しい生活様式の一つとされていますが、着けたくても着けられない人たちがいます。
発達障害、感覚過敏、脳の障害、皮膚の病気、呼吸器の病気など、さまざまな原因でマスクを着けると肌に痛みを感じたり、気分が悪くなったり、体に異変が生じてしまう人たちです。
たとえば・・・
- マスクを無理に着けることによってパニックを起こしたり、発作を誘発したりしてしまう
- 触った感触や肌に触れるもの、音、見えるもの、味やにおいなどの刺激を受けたときに、脳が過剰に反応して、さまざまな体の不調を感じてしまう。
周囲からは、わがままと誤解されたり、厳しい視線を向けられたり、心ない批判を受けることもあります。
社会全体の理解が必要です
マスクの着用が当たり前となった今、マスクを着けていない人を見たら、まずは「何か事情があるのかもしれない」と想像してみてください。
障がいや症状があってマスクを着けられない人がいることを知り、その特性や事情を理解し、お互いに思いやりの心をもって過ごしましょう。
竜王町役場 健康推進課(保健センター) TEL:0748-58-1006