しっかり手洗いで感染防ごうノロウィルス

ノロウイルスは、少量を摂取しただけで深刻な食中毒を起こしてしまう、感染力が非常に強いウイルスです。特に冬に流行し、抵抗力の低い幼児や高齢者などが感染すると重症化する危険があります。主な症状は、急性の 胃腸炎(吐き気・おう吐・下痢・微熱または発熱)で、1〜3日は症状が続きます。

感染ルートを覚えよう

経路1食べ物→人

ノロウイルスに汚染された食品(カキ、ハマグリ、ホタテなどの二枚貝)や、井戸水などの飲料水を飲食して感染します。

経路2人→食べ物→人

感染者が調理した食べ物や汚染された食品を調理した人の手指を介して感染します。

経路3人→人

感染者の吐物やふん便、感染者が触れた手すりやドアノブなどから感染します。また、乾燥した吐物に含まれたウイルスがほこりとともに空気中に散って感染を広げます。

3つの対策で感染予防

対策1手洗いの徹底

石けんで手の脂や汚れを落とすと、手に付着したウイルスが洗い流されやすくなります。親指や指先、手のしわなどを意識して洗い流しましょう。

対策2加熱処理

食品の中心温度を85〜90℃以上で90秒以上しっかり加熱するとウイルスを無害化し、感染は無くなります。また、包丁やふきんなどの調理器具も加熱が可能なものは、85℃以上の熱湯で1分以上煮沸消毒します。

対策3ウイルスの除菌

トイレでは、ふた・便座・レバー・手すり・ドアノブへのウイルスの付着による二次感染が多くみられます。特に、感染者がいる場合や下痢をしている場合は、次亜塩素酸ナトリウム消毒液(塩素系漂白剤)を使用して清掃・除菌しましょう。感染者の汚物・吐物はペーパータオルで拭き取り、 ビニール袋に入れ密封し、汚染された場所を消毒します。

次亜塩素酸ナトリウム消毒液(塩素系漂白剤)の作り方

  • 調理器具や床などの殺菌用1ℓのペットボトルに水を入れ、キャップ1杯(5㎖)の漂白剤を加える。
  • 吐物などの処理用500㎖のペットボトルに水を入れ、キャップ2杯(10㎖)の漂白剤を入れる。

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