
「あなたを狙うだましの手口の対処法」
年々増加する悪質商法などによる被害の未然防止を図るため、竜王町で実際に起こった事例から、その手口を知って、身を守りましょう。
事例1 架空請求はがき(33件)
法務省や裁判所をかたった訴状のはがきが届き、給与や財産を差し押さえするなどと不安をあおり、訴訟取り下げの窓口へ連絡をさせて取下げ料を請求する手口です。一般的に訴状ははがきではなく、裁判所から「特別送達」という封書で届きます。このようなはがきが届いたら、はがきに書かれている連絡先には電話をせずに、しばらく様子を見てください。全国的に出回っているこの手口については、竜王町でも昨年を上回るペースで相談が寄せられています。不安を感じたら、すぐに相談窓口へご連絡ください。
事例2 判断力の不十分な人の契約(4件)
独居高齢者が健康食品事業者の勧誘電話を受け、契約したが注文したことを忘れてしまい支払いが滞った案件や、判断力が不十分な人が長時間の勧誘を受け、仕方なく新聞購読の約束をした案件などが起こっています。いずれも家族や役場職員からの相談・通報により解決済みですが、被害の早期発見や予防、救済には身近な家族や地域の人が連携して見守ることが重要です。普段から高齢者や判断力の不十分な人とのコミュニケーションを取り、異変を感じたら「困っていませんか」などと声を掛けましょう。
見守りのためのチェックポイント
- 不審な契約書や請求書がないか
- 新品の布団など、同じような商品が大量にないか
- 不審な業者が出入りしていないか
- 頻繁に事業者から電話がかかってきたり、電話口で困っている様子はないか
- 生活費が不足するなどお金に困っている様子はないか
お問い合わせ:竜王町役場 生活安全課(防災センター内) TEL:0748-58-3703