りゅうおうきらりんニュース
vol.1112017.12.13

パラスポーツの魅力と視覚障がい者へのより深い理解を

西小4年生「人権教室」でアイマスク歩行、ブラインドサッカーを体験

12月6日、竜王西小学校の体育館で、人権学習の一環として「人権教室」が開かれ、同小学校の4年生65人が、アイマスクでの歩行とパラリンピック公式種目のブラインドサッカーを体験しました。これは、視覚障がいへの理解とパラスポーツへの親しみを醸成することを目的に、大津地方法務局彦根支局とオリンピック・パラリンピック等経済界協議会が連携し実施されたもので、県内では初めての開催となるもの。体験前のお話の中で社会福祉法人 滋賀県視覚障害者福祉協会大橋会長は、視覚障がい者の日常生活や社会生活上での不便を自身の障がいについてふれながら説明され、「盲導犬を連れた人や白杖(はくじょう)をついている人が困っているのを見掛けたら、ためらわずに声を掛けてほしい」と、さまざまな場面で健常者からのサポートが必要不可欠であることを話されました。
歩行体験では、アイマスクを付け、白い杖(白杖:はくじょう)をついた視覚障がい者役と介助者役の2人一組が、互いに声を掛け合い、足元を確認しながら床に敷かれたマットを乗り越えたり障害物に見立てた机と机の間を歩いたりして、普段なら簡単にできる動作に悪戦苦闘しました。また、障害物を避ける際には「狭いので横向きで」といった説明や椅子に座るときには介助者が椅子に手を誘導するなどの方法を学びました。ブラインドサッカー体験では、アイマスクを付けた視覚障がい者役のキッカーとゴールを誘導する人(健常者)の2人一組が、言葉でコミュニケーションを取りながらサッカーに挑戦。キッカーはシャカシャカと音が鳴るボールと「ゴールはこっち」という声を頼りにボールをキックし、視覚障がい者と健常者が力を合わせてプレーすることの大切さや分かりやすい言葉で伝える方法を学びました。体験後、児童たちは「目が見えないことの大変さが分かった」、「プレーは慣れると面白かった」とパラスポーツへの興味関心がわいた声や、「視覚障がいの人を助けてあげたい」、「声を掛けてあげることが大切」と、目が見えないことの不便さを体感し、視覚障がい者への理解をよりいっそう深めた機会となりました。

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