
仕事や家事・育児・介護など、たくさんの役割や責任を持って毎日を過ごしている現代の20〜50歳代の人たちは、つい、自分のことが後回しになってしまいがちです。9月は体と心の健康を見直す良い時期です。少し立ち止まって自分をメンテナンスしませんか?
9月1日〜30日は「健康増進普及月間」体の健康づくり生活習慣をワンランクアップしよう
食生活をメンテナンス
- 朝食を食べよう
- おにぎり・パン・果物・ヨーグルトなどすぐに食べられる物を用意し、まずは1品から食べる習慣を作りましょう。
- 炭水化物とたんぱく質や乳製品を組み合わせた朝食にステップアップしてみましょう。
- 2品の朝食に慣れてきたら、具だくさんのみそ汁やサラダなどで野菜を組み合わせましょう。
- 普段の食事にプラスしてバランス良く
- 単品メニューが多い場合は、できるだけいろいろな食材をプラスして一緒に食べましょう。例:おにぎり+サラダインスタントラーメン+カット野菜
活動量をメンテナンス
- 日常の活動の延長で活動量アップ
- 今よりも10分多く動く「プラス1テン0」を取り入れてみましょう。
例:階段を使う、筋肉を意識しながら家事をする、隙間時間に筋トレやストレッチを行う、いつもより少し早いペースで歩いてみる
自分の体をメンテナンス
- 健(検)診を受けよう
- 自分では把握できない体の中の状態を知る手がかりやヒントを見つけることができます。
職場で受ける機会がある人は積極的に受けましょう。町民であれば、竜王町が実施する健(検)診を受けられます。
9月10日〜16日は「自殺予防週間」心の健康づくりストレスと上手く付き合おう
ストレスって何?
ストレスとは、外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のことです。うまく対処することができれば「良いストレス」となりますが、うまく対処がで きなかった場合は、「悪いストレス」となり、不適応を起こして心身にさまざまな影響を及ぼします。
ストレスが続くとどうなる?
ストレスを受け続けると、心身の健康が損なわれる可能性が高くなります。ストレスの経過には、3つの段階があるといわれています。
- 1.警告期
- 体の不調を感じる時期。肩凝り・イライラ・ミスが多くなったりと体の方からサインが出始める。
- 2.抵抗期
- 反発や抵抗をする時期。表面的には元気になったように見えますが、相当な無理をしている状態。
- 3.疲憊(ひはい)期
- 自分の力ではどうにもならない状態になってしまった時期。専門家による治療が必要な段階。
できるだけ早い段階で対処できるように、自分の抱えているストレスの状態に気付くことが大切です。また、うまく対処できないと思ったら、1人で抱え込まず、周囲の人やかかりつけ医・相談機関に相談してください。
ストレスに対処するには?
「3つのR」が基本です。この3つの時間が取れているか、見直してみましょう。
- Rest(レスト)
- 休息、休養、睡眠
- Recreation(レクリエーション)
- 運動、旅行のような趣味娯楽や気晴らし
- Relax(リラックス)
- ストレッチ、音楽などのリラクゼーション
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お問い合わせ:竜王町役場 健康推進課(保健センター内) TEL:0748-58-1006