
家庭で防ごう!子どものネットトラブル
全国の消費生活センターなどに寄せられる未成年者からの相談に、オンラインゲームや動画、ライブ配信サービス、ネット通販など、インターネットに関するトラブルが多くみられ、近年は、10歳未満の低年齢層にも広がっています。
相談事例には、親の知らぬ間にこっそり見たパスワードを入力し、オンラインゲームで無断決済してしまうケースや、スマートフォンやタブレットに残っていたクレジット情報などを誤って操作し、契約されていたケースがあります。いずれの事例も後日、高額な請求があって初めて気が付くもので、幼い子どもが無自覚に行っていたとしても、簡単に諦められるような問題ではありません。
もしも、未成年者が保護者の承諾なく契約を結んだ場合は、原則として、民法で定められた「未成年者取消権」によって契約を取り消すことができます。まずは、契約の取り消しを事業者に申し出ましょう。しかし、インターネット上では、未成年者が契約したことを証明することが難しいため、必ず取り消せるとは限らないことを覚えておきましょう。
このようなトラブルを防ぐためにも、スマートフォンやタブレットなどを利用する際は、必ず大人が付き添いましょう。
家庭内でルールづくりを
- クレジットカードやキャリア決済の暗証番号などの管理を徹底しましょう。
- 子どもがネット上のサービスを利用する前に、保護者が一緒に契約内容を確認しましょう
- 通信回線や端末に設けられている「ペアレンタルコントロール(※)」などの機能を活用し、必要な範囲で子どもの利用に制限をかけることも有効です。
- ※ 子どもにとって好ましくない内容のウェブサイトやコンテンツに対し、利用や閲覧の制限を設ける機能のこと
お問い合わせ:竜王町役場 生活安全課 TEL:0748-58-3703