column vol.7「からだを育てよう」

発達に関わる相談の中で、「運動が苦手」、「道具をうまく使えない」といった体の不器用さに関する相談を受けることがあります。不器用さを持つ子どもは、自分が思ったように体を動かすことができないことで活動や遊びに消極的になることがあります。例えば、手先を使うことが苦手な場合、お絵描きや文字を書くことに意欲的に取り組むことが難しくなり、箸の使い方や着替えといった生活動作の獲得にも影響し、体操やドッジボールなど体を使った活動への参加を嫌がることがあるかもしれません。

うまくできないと感じると技術が上達しないばかりでなく、友達と交流する機会も少なくなってしまうことがあります。不器用さを持っていても、体を使った遊びに楽しんで取り組み、体を動かすことの爽快感や喜びを感じてもらいたいものです。そのためにも、小さいころからいろいろな感覚を使って遊ぶことから始めてみましょう。

砂や土、水など、さまざまな素材に触れることで力の入れ具合や手の感覚が育ちます。感覚が敏感だと触れることを嫌がる場合があるかもしれませんが、好きな遊びに感触遊びを取り入れるなど工夫をしながら、時間をかけて慣れるようにしていきましょう。

また、しっかりと安定した体が育つことで姿勢を保持したり、落ち着いて活動に取り組みやすくなります。足の裏で体をしっかりと支え、お腹に力を入れて踏ん張ってみましょう。お手伝いの中でごみ袋や荷物など重い物を持ってもらうこともお勧めです。

ふれあい相談発達支援センターでは、体の使い方が苦手なお子さん(4歳児)を対象に「のびのび教室」を開き、トランポリンやブランコ、ボールプールなどを使った感覚運動遊びのグループ活動を実施しています。本年度は7月から募集を開始しますので、興昧のある方は、ぜひお問い合わせください。

文・臨床心理士

お問い合わせ:竜王町役場 発達支援課  TEL:0748-58-3741  有線:58-3741
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