十人十色

column vol.13「4月2日は❝世界自閉症啓発デー❞」

十人十色という言葉があるように、人それぞれ顔も違えば性格も違い、得意や不得意なこともあります。みんなそれぞれの違いがあるからこそ、違いを認め合い、互いに支え合いながら生活することが大切で、そうすれば一人一人が自分らしく生き生きと暮らしていくことができます。

生まれながらに一人一人に違いがあるように、いわゆる自閉症の特性をもって生まれてくる人もいます。自閉症に見られる特性として、人の気持ちを理解することや初めての場面や内容に適応することに多くの人たちとは違う方法を持っていることなどが挙げられます。まずは、その違いを理解し、言葉だけでなく文字や図などで示したり順序立てて伝え合ったりするなど、関わり方を工夫することで互いに安心感を持って過ごすことができるようになります。

毎年4月2日は国連総会で定められた「世界自閉症啓発デー」です。この日は世界各地で自閉症を理解してもらう取り組みが行われており、今年で12年目を迎えます。また、日本においては4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」とし、各地で自閉症をはじめとする発達障がいについて正しい理解を広く啓発する取り組みが展開されています。

竜王町でも一人一人が大切にされ、みんなが生き生きと笑顔で安心して住み続けられる町となるよう、この機会に自閉症や発達障がいについて理解を深め、みんなが安心して暮らせる社会について考えてみませんか。

ふれあい相談発達支援センター
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