りゅうおうきらりんニュース

火おこしから、かまどでご飯vol.170

ひだまり学舎(林)で防災ワークショップ

6月22日、林地区の「りんりんJBC食堂」(子ども食堂)で、災害時に役立つスキルを楽しみながら身に付けてもらおうと、親子を対象に防災ワークショップが行われました。災害時には電気や水道などのライフラインが不能となり、調理器具も破損するかもしれないという事態を想定し、参加者たちは、かまどの設営や非常食の炊飯の準備に、それぞれ班を分け取り掛かりました。炊飯係は、かまどの火おこしから行い、一つはカレーピラフ、もう一つはみそ汁を作りに挑戦。子どもたちは、おこした小さな火を薪に移し、煙でしみる目を拭きながら「火をおこすのがこんなに大変なんて」と日常のありがたさを感じていました。また調理係は、包丁の扱いを教わりながら野菜をカットし、おいしそうに見えるようサラダの盛り付けにも工夫を凝らしていました。出来上がったご飯を食べた参加者たちは、「苦労のかいあってよけいにおいしく感じる」、「災害時はサバイバル。火のおこし方だけでなく、どう使いこなすか知っておくことが大事」と、日ごろの備えに加え、みんなで助け合う「共助」の大切さを学ぶ機会となりました。

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