昨年11月30日・12月1日に千葉県木更津市で「第21回米・食味分析鑑定コンクール：国際大会」が開催され、滋賀県代表として出品した若井農園の環境こだわり米「にこまる」が、都道府県代表お米選手権の官能審査において３年連続金賞を受賞されました。また、食のプロが選ぶ究極の米「お米番付2019」の最終審査が同年12月8日に東京築地で開かれ、34道府県150品のエントリーの中から同農園の「夢ごこち」が最優秀賞に輝き、昨年に続く入賞２連覇を果たされました。

若井農園ホームページ「十六代目米師 又八」(外部リンク)

昨年12月5日に静岡県で開かれた「第22回全国農業担い手サミットinしずおか」の全体会において、農業経営の改善や地域農業の振興・活性化に優れた功績を挙げた農業者を表彰する「令和元年度全国優良経営体表彰式」が行われ、有限会社古株牧場が農林水産大臣賞を受賞されました。同社は水稲、酪農、肉用牛に自家生乳を用いた乳製品の加工・販売を加えた複合経営を展開され、ソフトクリームやジェラート、チーズやピザなどの商品開発（６次産業化）を地域でいち早く実践されたほか、従業員の資質向上のため、国内外の研修に派遣するなど常に新たな取り組みと高品質の加工品作りに挑まれてきました。また、稲わらを収集して牛ふんを還元する「循環型農業」を展開されるなど地域農業へも貢献。さらに、肉用牛部門を拡大し、近江牛のブランド力を生かし、出荷する肉用牛のうち約3割をシンガポール、タイ、マカオ、台湾などに輸出するなど、販路を拡大された功績が認められ、受賞されました。

古株牧場 直営スイーツショップ湖華舞(外部リンク)