りゅうおうきらりんニュース
竜王の祭り華やかににぎわい戻る。伝統行事「火祭り」「ケンケト祭り」「節句祭」

新型コロナ感染症に伴う規制が緩和されつつある中、今年5月の大型連休は全国各地で大勢の観光客でにぎわい、竜王町にも多くの人が訪れました。5月1日には、小日吉神社(弓削)の「火祭り」が行われ、弓削地区の男子が太鼓神輿(たいこみこし)を引きながら区内を練り歩いた後、祭りのクライマックスには、松明(たいまつ)を燃やす神事が執り行われ、激しく燃える火柱が夜空を焦がす幻想的な光景を観客らが見守りました。また、5月3日には杉之木神社(山之上)でユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産の登録後、初の「ケンケト祭り」が行われ、色鮮やかな衣装をまとった男子たちが、誇らしげに踊りや長刀振り(なぎなたふり)を披露しました。さらに、5月5日には苗村神社(綾戸)で「節句祭」が行われ、4年ぶりに子ども神輿が巡行。「わっしょい、わっしょい」と威勢のよい掛け声とともに、神社周辺を練り歩きました。祭りの締めくくりに神馬が参道を駆ける流鏑馬(やぶさめ)が披露されると、観衆から拍手と歓声が上がるなど、町が誇る郷土色豊かな祭りは、コロナ禍前のにぎわいを取り戻していました。

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