りゅうおうきらりんニュース
vol.127
2018.05.16
りんりんJBC食堂のようす

地域の絆育む 林地区の「りんりんJBC食堂」

林地区のりんりんJBC食堂のメンバー

4月10日、林地区の「ひだまり学舎」で、子ども食堂「りんりんJBC食堂」が開かれ、地域の子どもから高齢者まで約50人が食卓を囲んで食事を楽しみました。この食堂は、両親が共働きで孤食になりがちな子どもや独居高齢者の居場所づくりのため、同地区のボランティアグループ「りんりんちょボラ」の皆さんが、地域の誰もが安心して暮らすことのできる郷づくりをめざして、今年3月から月に一度開いているもの。2回目の開催となったこの日は、元気いっぱいの子どもたちが「ただいま」と学校帰りに立ち寄ると、「おかえり」と出迎えた大人たちから炊き込みご飯やみそ汁などが振る舞われました。食事が終わった子どもたちは、片づけを手伝ったり大人に宿題を教えてもらったりと思い思いに過ごし、子ども同士や親子、地域のさまざまな大人たちと触れ合いました。「りんりんJBC食堂」のりんりんは「林の隣同士」を表し、「J」はじいさん、「B」はばあさん、「C」は地域みんなで子どもを支える語呂合わせから命名され、「りんりんちょボラ」も「ちょっとしたボランティア」の意味が込められています。ちょボラ代表は「高齢者にもっと参加を呼び掛け、食事の提供を通して引きこもり防止や健康管理にもつなげたい」と、今後も世代間の交流や地域のつながりを深める取り組みを進めていかれます。

竜王町役場 未来創造課 広報担当 : 0748-58-3701