りゅうおうきらりんニュース
vol.150
2018.11.27
まちフォトギャラリー展のようす

ファームタケヤマがASIAGAP(アジアギャップ)認証取得!

生産管理のレベルアップと経営発展に挑戦!

10月22日、株式会社ファームタケヤマ(山之上)が、県内観光果樹園で初めて、ブドウ・ナシの2品目でASIAGAP認証を取得されました。平成24年4月に法人化した同社は、水田や果樹園などを大規模に経営する認定農家で、従業員のレベルアップと職場環境改善を図るツールとして認証取得をめざし、労務管理や財務管理、作業管理、設備機械管理に加え、徹底した整理整頓や衛生管理に努めてこられました。同社代表取締役は、「胸を張って消費者に安心・安全と言える。認証がゴールではなくスタート。さらに消費者に喜んでもらえる農産物の提供と、きれいで明るい職場づくり、人材育成に努めたい」と認証取得の喜びと、来年は新たに水稲での認証をめざす意気込みも話されました。地域の先駆者として、今後ますますの経営発展と消費者から信頼される良質な農産物の供給に期待が高まります。

ASIAGAP(アジアギャップ)とは

農産物の安全を確保し、より良い農業経営を実現する取り組みである「GAP」の一つで、アジアを中心とした世界に通用する日本発の国際水準をめざした規格のこと。国内では243件(2018年9月末時点)が認証を受けており、県内での認証取得は6件目で、うち4件は茶、1件はメロンなどの野菜となる。

株式会社ファームタケヤマ

竜王町で水田や果樹園などを営む、地域農業の重要な担い手。自社で生産したブドウとナシを地域の直売所へ出荷するとともに、消費者との顔の見える関係を大切に観光農園(摘み取り)や自営直売所で販売。生産品目は水稲(32ha)、麦・大豆(30ha)、ブドウ(88a)、ナシ(10a)、イチジク(8a)、キャベツ・ハクサイ(2.5ha)がある。

竜王町役場 未来創造課 広報担当 : 0748-58-3701