多職種連携で医療・介護・福祉を支える

ぼちぼちねっと竜王が三方よし研究会と共同開催

11月15日、竜王町公民館で「第30回ぼちぼちねっと竜王」が「三方よし研究会」と共同開催され、医療･介護・福祉に携わる多職種の関係者約80名が参加しました。

ぼちぼちねっと竜王は、町民の皆さんに提供する在宅療養の質を向上させることを目的に平成25年3月に発足し、2カ月に1回学習会・研究会を開催され、多種多様な分野から意見を出し合い、より良い支援方法について検討をされています。今回は東近江圏域で取り組まれている「三方よし研究会」と共同開催ということもあり、より熱の入った有意義な会となりました。

まず、活動報告として、町国民健康保険歯科診療所から「竜王町における個別訪問歯科指導事業について」が発表され、要介護高齢者の口腔ケアの重要性を訴えられました。また、学習会として、弓削メディカルクリニックから「"滋賀家庭医療学センター"ってなんなのさ！〜地域で家庭医／総合診療医を養成する実践報告〜」が発表され、最後にグループワークとして在宅介護をされている心配性のご家族への対応についてのアプローチ方法を、さまざまな専門的視点から話し合われました。

「ここに来ると、多くのことが学べます。どうしたらもっと患者さんやご家族によい支援ができるのかという悩みを相談できありがたいです」との声もあり、"高齢者になっても、病気になっても、一人暮らしになっても大丈夫！"なまちづくりに常に向上心をもって参加されている皆さんの多職種連携に、今後も期待が高まります。