農業・林業・商工ー 竜王町魅力ある農業の創生事業補助金

竜王町では、農業振興ビジョンの実現に向け、持続的に営農する意欲のある農業者を支援する「魅力ある農業の創生事業」(補助金事業)を推進しています。
従来からのビニールハウスの整備支援の拡充や、環境こだわり農産物栽培、果樹の生産力向上への支援を継続しながら、新たにスマート農業の導入支援や黒大豆の生産拡大支援もスタートさせ、さらに充実した支援体制に取り組んでいます。

この事業は、予算の範囲内で補助金を交付します。事業についての詳細は、竜王町魅力ある農業の創生事業補助金 案内チラシ(PDF)をご覧ください。

竜王町農業振興ビジョンとは

竜王町の農業の持続的な活性化をめざすため、おおよそ30年後の将来を見通しながら、当面10年間に取り組む「基本構想」と、直近5年間に取り組む「実施計画」を記載した、竜王町の農業のあるべき姿を描いたものです。

特産品の産地育成

特産品の産地育成町民の幸福度が向上する地消地産・健康農業

目的

道の駅等の直売所で町内産農産物を充実させるとともに、竜王町らしい魅力ある特産品の産地形成を図ります。

取り組み

施設園芸作物を栽培・出荷するため50㎡以上のビニールハウスを新規整備します。

  • 中古は除く

単価

1棟あたりの購入額の2分の1以内、または1棟当たり50万円のいずれか低い額が上限です。

1棟(50㎡以上)あたりの購入額2分の1以内とは
ビニールハウス1棟(50㎡以上)を税別80万円で購入し、整備した場合
1棟あたりの購入額80万円で、その2分の1である40万円が1棟あたりの補助額となります。

1棟(50㎡以上)あたりの購入額50万円以内とは
ビニールハウス1棟(50㎡以上)を税別300万円で購入し、整備した場合
1棟あたりの購入額300万円で、その2分の1である150万円が1棟あたりの補助額となるところですが、上限が1棟あたり50万円以内のため、この場合の 補助額は150万円ではなく50万円となります。

提出書類

交付申請書
事業計画書
事業内容および収支予算書
添付書類
  • 位置図
  • カタログの写し
  • ビニールハウスの金額がわかるもの
交付決定前着手届

注意事項

  • 中古品の購入分は、本補助金の対象外です。
  • 国や県などの事業で支援を受けたものは、本補助金の対象外です。
食の安全安心推進

食の安全安心推進未来社会を先導する循環型農業

目的

化学肥料や化学合成農薬の使用量を5割以上低減することで、琵琶湖をはじめ、環境への負荷削減に効果の高い営農活動を図ります。

取り組み

農業者が環境こだわり農産物認証制度に基づく栽培を行い、認証を受けます。

単価

滋賀県環境こだわり農産物の栽培に要する経費の2分の1以内、または10aあたり4,000円のいずれか低い額が上限です。

経費の2分の1以内、または10aあたり4千円のいずれか低い額が上限
環境こだわり農産物(果樹)を10a栽培した場合
経費が2万円の場合、その2分の1である1万円が補助額となるところですが、栽培面積が10aとなるため、4千円が補助額となります。またこの場合、いずれかの低い額が補助相当になるため、補助額は4千円となります。

提出書類

交付申請書
事業計画書
事業内容および収支予算書
添付書類
  • 栽培に要する農薬、肥料、資材等の金額が分かるもの
交付決定前着手届

注意事項

  • 国や県などの事業で支援を受けたものは、本補助金の対象外です。
スマート農業導入支援

スマート農業導入支援先端技術を活用した農業技術の導入

目的

持続可能な農業の実現に向け、ロボット、AI、IoTなど先端技術を活用した農業技術の導入支援を図ります。

取り組み

町が推奨するスマート農業の導入を行います。

単価

技術導入に要する経費の2分の1、または1人あたり30万円のいずれか低い額。ただし、支援の対象は1台まで、申請については年度中に1回限りとなります。

提出書類

交付申請書
事業計画書
事業内容および収支予算書
添付書類
  • 機械カタログ(機械の規模、能力等が明記されていること)
  • 機械の金額がわかるもの
交付決定前着手届

注意事項

  • 国や県などの事業で支援を受けたものは、本補助金の対象外です。
  • すでに所有している機械と同等以下の性能機械を導入する場合、本補助金の対象外です。
  • 中古品、汎用性の高いもの(パソコン、タブレット等)、機械本体以外の経費(月額利用料、登録料、工事費等)は、本補助金の対象外です。
黒大豆の生産拡大

黒大豆の生産拡大土地利用型農業の継続・向上と生産振興のための機械の整備

目的

土地利用型農業を継続・向上させるとともに生産振興に向けた機械整備の支援を図ります。

 

取り組み

農業者10名以上で構成される町内の団体が竜王町内で栽培する黒大豆の生産拡大のための機械を導入する。

単価

新たに導入する農業用機械購入額の2分の1以内、または1台あたり30万円のいずれか低い額になります。

購入額2分の1以内または1台あたり30万円のいずれか低い額が上限
機械を1台税別100万円で購入した場合、その2分の1であれば50万円が補助額となりますが、30万円を超えるため、補助額は30万円となります。

提出書類

交付申請書
事業計画書
事業内容および収支予算書
添付書類
  • 機械カタログ
  • 機械の金額がわかるもの
  • 機械の保有状況がわかる書類(財産管理台帳 等)
  • 団体の定款または規約、構成員がわかるもの
  • 現状の栽培面積がわかるもの(細目書 等)
交付決定前着手届

注意事項

  • 国または県、その他機関の助成を受けた場合は補助金から差し引いてください。
  • 消費税の取り扱いについては国または兼の助成金算出方法に準じます。
  • すでに所有している機械と同等以上の性能機械を導入したものが対象です。
  • 中古品および汎用性の高いもの(パソコン、タブレット等)は対象外です。
果樹の生産力向上

果樹の生産力向上町内外の交流を生み出す観光・6次化農業

目的

観光農園の生産力向上に向けて、特に果樹の質や量を充実化させるとともに、新たな品種を導入するための支援を図ります。

取り組み

町が戦略的に進める指定品種(果樹)の新植または改植を行います。

単価

果樹の苗木1本あたりの購入額の2分の1以内または5,000円以内のいずれか低い額とします。ただし、1人あたり10万円が上限です。

1本あたりの購入額2分の1以内とは
果樹苗木10本を税別4万円で購入し新植した場合
1本あたりの購入額は4千円で、その2分の1である2千円が1本あたりの補助額となります。

1本あたりの購入額5千円以内とは
果樹苗木5本を税別10万円で購入し新植した場合
1本あたりの購入額は2万円で、その2分の1である1万円が1本あたりの補助額となるところですが、上限が5千円以内のため、この場合の補助額は、1本あたり1万円ではなく5千円となります。

提出書類

交付申請書
事業計画書
添付書類
  • 位置図
  • 苗木の金額がわかるもの
交付決定前着手届
添付書類
  • 見積書(2社以上) ※申請時と同じであれば省略可
  • 領収書の写し
  • 植樹後の現場写真
  • 位置図 ※申請時と同じであれば省略可

注意事項

  • 国や県などの事業で支援を受けたものは、本補助金の対象外です。

稲わらの収集推進支援について

竜王町は、令和5年1月12日付けで、農林水産大臣からバイオマス産業都市の認定を受けました。今後、稲わら収集推進支援については、バイオマス推進施策として位置付け、魅力ある農業の創生事業とは別に支援をしていきます。

お問い合わせ:竜王町役場  農業振興課  TEL:0748-58-3706 FAX:0748-58-3730