健康・医療ー予防接種費用の助成

健康の保持増進および経済的負担の軽減を図ることを目的に、一部の任意予防接種の費用を助成します。

帯状疱疹予防接種

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、子どものころにかかった水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が体の中で長時間潜伏し、加齢、披露、ストレス等で免疫力が低下すると再び活性化し、痛みを伴う赤い斑点が帯状に広がります。70歳代をピークに50歳代以降で発症率が高くなり、治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」が続く場合もあります。

助成の対象となる人

次のすべての要件を満たす人

  • 接種日に竜王町に住民票がある50歳以上の人
  • 国内の医療機関で帯状疱疹予防接種を受けた人
  • 過去に本助成事業を利用して接種費用の助成を受けていない人
  • 令和6年4月1日以降に接種した人

対象となるワクチン・助成金額(上限額)

ワクチンの種類 接種回数
接種方法
助成回数 助成金額
(上限額)
乾燥弱毒生水痘ワクチン
「ビケン」
1回・皮下注射 1回 4000円/回
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
「シングリックス」
2回・筋肉内注射 2回まで 10,000円/回

留意事項

  • 助成を受けることができるのはどちらかのワクチンのみで、生涯で一度きりです。
  • 助成金額は、助成対象予防接種を受けた医療機関に対し支払った費用と、助成金額の上限額のいずれか低い方の金額です。
  • 予防接種に要した交通費・宿泊費・文書料等は助成対象外です。

シングリックスワクチンについて

  • 令和6年3月31日までにシングリックスの1回目を接種した場合は、2回目接種分のみ(助成上限額10,000円)を申請できます。

助成を受けるには

接種後、助成金申請書に必要事項を記入のうえ、添付書類とともに健康推進課へ申請してください。

必要となるもの

  • 接種記録が確認できる書類(予防接種済証、予診票の写し等 ※被接種者名・接種日・ワクチンの種類・医療機関名が明記されたもの)
  • 領収書等の原本(コピー不可) ※接種費用の支払いを証明する書類。

助成のながれ

  1. 医療機関で接種・費用の支払い後、必要書類を揃えて健康推進課へ申請してください。
  2. 審査後、決定(却下)通知書を送付します。
  3. 助成が決定したら、振込の請求をする。
    • 下記の書類を健康推進課へ提出
    • 請求書(決定通知書に同封されます。)
    • 振込先口座の通帳またはキャッシュカードの写し(接種者本人名義のもの)
  4. 助成額(注1)を指定口座に振り込みます。
  • 注1接種費用が助成額未満の場合、支払った接種費用額を振り込みます。振り込みは請求書提出後、約1〜2か月後となります。

申請期間

予防接種を受けた日の属する年度の末日まで

【妊婦の人・妊娠を希望する人 対象】風しん予防接種

風しんとは

風しんウイルスによって起こる感染症で、くしゃみや咳などで飛び散るしぶき(飛沫)を吸い込んで感染し、発熱や発疹、首や後頭部のリンパ節の腫れ、関節の痛みなどの症状がみられます。一般的には数日で回復しますが、まれに高熱や脳炎などの合併症を発症し重症化するケースがあります。特に妊娠20週ごろまでの女性が感染すると、母体を通して胎児がウイルスに感染し、先天性心疾患・白内障・難聴を特長とする先天性風しん症候群などをもって生まれてくる可能性が高くなります。

助成の対象となる人

  • 予防接種を受けた日に、竜王町に住民票がある人
  • 妊娠を希望する女性およびその女性と同居している人、または風しん単独ワクチンまたは風しんの抗体価が低い妊婦と同居している人
  • 予防接種を受けた日の前年度の3月1日以降に、滋賀県が行っている風しん抗体検査を受けた人
  • 抗体検査の結果、予防接種が必要とされ、風しん単独ワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチンの接種を受けた人

助成額・回数

予防接種に要した費用の実費

  • 上限7,000円まで
  • 助成回数は1人につき1回まで

助成を受けるには

予防接種を受けた年度中に、交付申請書に必要事項を記入のうえ、添付書類とともに健康推進課へ申請してください。

  • 滋賀県の風しん抗体検査結果書 ※写しでも可
  • 領収書等の原本(コピー不可) ※接種費用の支払いを証明する書類。

関係リンク

子宮頸がん予防接種【HPVワクチン】

子宮頸がんとは

子宮頸部にできるがんのことで、大部分の子宮頸がんは、CIN(子宮頸部上皮内腫瘍)やAIS(上皮内腺がん)という、がんになる前の状態を経てからがんになります。早期に発見すれば比較的治療しやすく予後の良いがんですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要です。子宮頸がんは、進行すると骨盤の中のリンパ節に転移したり、子宮頸部の周りの組織に広がったり、子宮から離れた肺などの臓器に転移したりすることがあります。

助成の対象となる人

  • 令和4年4月1日時点で、竜王町に住民票がある人(※)
  • 平成9(1997)年4月2日から平成17(2005)年4月1日生まれの女性
  • 16歳となる日が含まれる年度の末日(高校1年生相当年齢の年度の3月31日)までに、3回の接種を完了していない(定期接種で3回接種していない)人
  • 17歳となる日が含まれる年度の初日(高校2年生相当年齢の4月1日)から、令和4年3月31日までに、国内の医療機関でHPVワクチン(サーバリックスまたはガータシル)の接種を受けて、接種費用を自己負担している人
  • 助成金を受けようとする接種回数分について、【りゅうすくホームページ】キャッチアップ接種(予防接種ページ)として受けていない人
  • 竜王町以外に住民票があった場合は、その市区町村へお問い合わせください。

助成額

1回あたり16,750円

  • 接種3回分を上限とします。

申請期限

令和7年3月31日(月)まで

助成を受けるには

接種後、交付申請書に必要事項を記入のうえ、添付書類とともに健康推進課へ申請してください。

必要となるもの

  • 接種記録が確認できる書類がない場合は、竜王町ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種費用助成金交付申請用接種証明書を接種医療機関で記入したもので申請できます。ただしその場合の文書料は自己負担です。

申請後は、審査後に助成の可否について申請者に通知します。

関係リンク

申請先・お問い合わせ

  • 竜王町役場 健康推進課(保健センター)〒520-2592 滋賀県蒲生郡竜王町大字小口5-1
  • TEL:0748-58-1006FAX:0748-58-1007  (月〜金  8時30分〜17時15分)
  • kenko,town.ryuoh.shiga.jp