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バイオガス化プロジェクト[短期]
家畜排せつ物を循環型エネルギーへ
近江牛の家畜排せつ物を利用したバイオガス化プロジェクト
通常、家畜排せつ物は、産業廃棄物として畜産農家自らの責任において適性に処理しなければならず、大変な労力がかかりますが、その負担を減らしながら、工業に利用できる循環型エネルギーとして生まれ変わらせるのが、バイオガス化プロジェクトです。エネルギーを作るだけでなく、工場で処理された堆肥は、農地へ土壌改良剤や肥料として有効活用ができ、全てにおいて竜王町の利点を活かした「耕・畜・工連携」の取り組みです。






- 肉牛糞 20t/日
- 食品廃棄物 18t/日

- 発生するガスは、事業主体である民間事業者の工場で都市ガスの代替として100%熱として利用
- 工場休止時およびレジリエンス対応として発電機も利用
- 発酵後の消化液と固形物は、堆肥・液肥として活用。環境配慮型農業として竜王町食材のブランド化を検討。
- 消化液・堆肥の活用については、その普及方法、ペレットの方法、散布方法、高品質化を検討するため、町内農家と連携して実証実験を実施
- 発酵槽の加温には、工場の排熱も利用

- メタン発酵プラント設備 13.45億円(試算)
- 維持管理費 1.345億円/年(設備費用の10%)

- 令和6年度(2024年度) 実施設計、施設建設着手
- 令和7年度(2025年度) 施設建設・完成、運転開始
- 令和8年度(2026年度) 受け入れ原料順次拡大

バイオガス化プロジェクトのイメージ図

その他、期待される効果など
地球温暖化防止、低炭素社会の構築、地域資源循環システムの確立、流入人口増加による経済効果の創出、環境教育など
