カーボンネガティブプロジェクト[中期]
バイオ炭を農地へ
バイオ炭を農地施肥、炭素貯留、CO2削減へ
竜王町では、約800haの農地で米が生産され、年間1,000トンものもみ殻ができ、果樹園においても多くの剪定枝ができますが、これらは廃棄物として処理されているのが現状です。これらのバイオマスを「バイオ炭」として有効活用し、より良い土をつくりながらCO2を削減、温暖化防止へとつなげていくのがカーボンネガティブプロジェクトです。
プロジェクトの概要
もみ殻、剪定枝、竹等由来のバイオ炭の製造と農地施用による炭素貯蓄
民間事業者
竜王町
炭化設備
竜王町の水稲農家を中心に原料を調達する。
- もみ殻 400t/年
- 剪定枝 10t/年
- 竹 20t/年
- もみ殻燻炭は、土壌改良材として販売 (もみ殻燻炭 500円/100L)
- 炭化設備 300万円(初年度)
- 原材料費 0円
- ランニングコスト 19,0000円
- 令和7年度(2025年度) 原材料収集システムの構築、炭化装置設置場所の検討
- 令和8年度(2026年度) 設備購入、炭化スタート
- 令和9年度(2027年度) 燻炭販売ルートの拡大
- J-クレジットとはJ-クレジット制度ホームページ(外部リンク)
カーボンネガティブプロジェクトのイメージ図
その他、期待される効果など
地球温暖化防止、低炭素社会の構築、地域資源循環システムの確立など