りゅうおうきらりんニュース
竜王西小学校絵本を読む会「ぽえむ」新作紙芝居「鏡山と仏様」が完成

子どもたちに絵本の読み聞かせと手作りの大型紙芝居を上演する読書ボランティアグループ「ぽえむ」が、新作「鏡山と仏様」を制作し、12月17日、竜王西小学校の6年生への読み聞かせで初披露しました。今作で13冊目となる物語は、同小学校裏の「鏡山」にある雲冠寺(うんかんじ)や西光寺などの建立にまつわる歴史を「縁起書(えんぎしょ)」を基にひも解き、子どもたちに分かりやすく伝えるもの。同小のコミュニティ・スクール構想に基づく「地域(ふるさと)学習推進プロジェクト」の一環として取り組まれ制作されました。児童らは、聖徳太子が雲冠寺を建立したことや織田信長による同山寺院焼き討ちの話など、教科書で学んだ人物が登場する話を興味深げに聞き入っていました。同会代表の大橋さんは、「縁起書が難解で多くの方からアドバイスをいただいて制作しました。子どもたちには自分の住んでいる地域が歴史的な価値のある場所であることを知ってほしい」と話し、目を輝かせながら学ぶ児童たちの姿に目を細め、完成の喜びをかみしめていました。

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お問い合わせ:竜王町役場  未来創造課 TEL:0748-58-3701