
本町では、広く地域を支える奉仕活動や社会に貢献する活動、人知れず地道で心温まる活動、他の模範となるような善行、若者が希望をかなえることを支える活動を続けておられる方・グループに対し、その活動に感謝するとともに、表彰する制度として、竜王町「輝竜(きりゅう)の郷(さと)あえんぼ賞」を設けました。令和5年度の受賞者の皆さんをご紹介します。

令和5年度「輝竜(きりゅう)の郷(さと)あえんぼ賞」表彰式が行われ、選考の結果を受けて、1団体と1名の方々が受賞されました。

山田 清広(やまだ きよひろ)さん/岡屋
「エコライフ活動を目に見える状態で進めていきたい」、そして、「グリ—ンカーテンの効果で心地よく公民館で過ごしてもらいたい」との思いから、毎年、岡屋構造改善センターに立派なグリーンカーテンを施される山田さん。早朝の水やりなどの管理を読け、丹精込めて生育したグリ—ンカ—テンは、夏の強い日差しを和らげるとともに緑の効果で地域住民の心を癒しています。これまで大きな葉で覆われたカーテンを作るため、失敗もしながら試行錯誤を重ねられてこられた山田さんですが、今や県内各地でグリ—ンカーテン作りの講師を務められるほどの名人。地域の方から「今年も立派やね。毎年楽しみにしているわ」と掛けられる言葉が励みとなり、活動の原動力になっているそうです。また、滋黄県地球温暖化防止活動推進員としても活躍されている山田さんは、培ってきた知識やノウハウを生かし、町のエコライフ活動に貢献されています。「これからも地域のためにコツコツと活動を続けていきたい」と熱意を込めて話される山田さんの姿は、岡屋地区をはじめ町全体の環境保全に対する意識を高め、ふるさとを守る活動へとつながっていきます。



鵜川環境保全隊(うかわかんきょうほぜんたい)/鵜川
少子高齢化が進む中、鵜川地区においても祖父川の華刈り作業が少しずつ困難になっていました。そこで、鵜川正幸さん、圏司清沢さんが発起人となり、河川愛護活動の事前作業として環境保全隊による堤防の草刈り作業を開始されました。これに賛同する70代から40代までの14人のメンバ—と共に作業に励まれていますが、近年はメンバーの高齢化の課顆から、活動継続のために若い区民を積極的に勧誘し、毎年新たなメンバ—を迎えておられます。この活動に加え、メンバーの圏司依明さんによって施された「スマイリ—フェイス」や「コロナに負けるな」のメッセージが描かれた土手ア—トが区民の目を楽しませています。また、「鵜川ホタルの里づくりプロジェクト」では、子どもたちも協力してホタルの産卵から幼虫の生育に取り組み、6月にはホタルの鑑営会を開かれています。「鵜川地区をはじめ、町全体のことも考えながら、引き続き活動を読けていきたい」と頼もしく話される環境保全隊の皆さん。区民の笑顔のため、美しい河川を未来に残すためと、汗を流されるその姿は、みんなのふるさと竜王を守る心を育て、多世代へと受け継がれていきます。




過去の受賞者の皆さん
令和4年度受賞者の皆さん
令和3年度受賞者の皆さん
平成28年度受賞者の皆さん
平成27年度受賞者の皆さん
平成26年度受賞者の皆さん
平成25年度受賞者の皆さん
平成24年度受賞者の皆さん
平成23年度受賞者の皆さん
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