十人十色

column vol.31変化を起こす力

インクルーシブ教育」という言葉をしばしば耳にするようになりました。「インクルーシブ」とは、日本語にすると「包み込むような/包摂的な」となり、これは「ソーシャル・インクルージョン」(社会的包摂)という言葉から由来し、「あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支え合う」という社会政策の理念を表しています。20年前の出来事です。

アメリカの高校で体育の授業を見学したとき、バスケットボールをしている生徒たちの隣でボーリングをしている車いすの生徒たちがいました。バスケットボールをしている生徒たちが自然にボーリングのピンを並べ、時には一緒に助け合いながら楽しくゲームをしていました。当時、日本では見ることがなかった光景だったので、「日本でもこんな光景が見られるようになれば」と感じたことが思い出されます。

インクルーシブ教育は「共生教育」、「包括教育」などといわれ、障がいの有無に関係なく全ての子どもたちが「共に学ぶ」ことを意味します。共にといっても障がいの特性により同じように学ぶことが難しいこともあります。しかし、合理的配慮などにより支援・工夫をすることで解決できることもあります。百人いれば百通り。みんな違って当たり前なのです。

違いを認め合い、どのようにすれば、みんなが「共に学び生活できるようになる」のかを考えて実行していくことが大切ではないでしょうか。

文・ふれあい相談発達支援センター長

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